そんな都心にアクセス便利な横芝光町の人口は約2万6千人。年に一度実施される産業まつりや、町管轄の農業振興会での活動など、主産業である農業を軸とした「地域振興」が盛んです。
また、春には千葉県最大級の梅林「坂田梅林」での梅まつりや坂田池での桜まつり、夏には海開きや祇園まつり、秋には町民体育祭や文化祭に産業まつり、冬には初日の出イベントや新春駅伝大会など、年間を通じてイベントやお祭りも盛んです。さらに、重要無形民族文化財に指定された「鬼来迎」や、古墳時代に作られた前方後円墳「殿塚・姫塚」など、歴史と伝統にも優れています。
横芝光町の木戸浜海岸に咲く「ハマヒルガオ」
毎年5月~6月に花を咲かせる海浜植物「ハマヒルガオ」の群生地、木戸浜海岸は九十九里浜のほぼ中央、栗山川の北側にあります。
また、木戸浜海岸は希少なコアジサシの繁殖地であり、ウミガメ産卵の保護にも取り組まれている自然豊かな海岸です。
一直線に広がる海岸線の豊かな地形に守られ、東日本大震災でも一部の住宅で床下浸水になったり、一部の田んぼに海水が入ってしまった程度の僅かな被害でした。
横芝光町が舞台の映画「アンダンテ」
映画「アンダンテ ~稲の旋律~」は、主人公がめぐり逢った人々とのつながりの中で、失われた心を取り戻していく人間再生の物語です。
現代日本が抱える「ひきこもり」問題や、危機的な食料自給率問題を鋭く描く大作で、全国で上映され話題を呼びました。
キャストに新妻聖子、筧利夫、松方弘樹などを迎え、2010年日本映画復興賞・最優秀プロデューサー賞・無煙映画大賞作品賞を受賞しました。